2022年10月12日

先日トヨタ研究助成プロジェクトの中間報告会に、メンバーの岩岡美咲とハンドブック編集を担当した篠田恵が参加しました。
当日は2021年度助成受託団体が一堂に会し、各プロジェクトの報告をするとともに、本プロジェクトが話題提供団体のひとつに選ばれ、社会課題について議論を行いました。

当日の様子は、財団YouTubeにて公開されていますのでぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=qb9g5jFfZp0
2:00:30ごろ第二部が始まり、本プロジェクトの報告がご覧いただけます。

そのなかで本プロジェクトに関して、皆さまから貴重なご意見を頂きました。
・対価が生じることにこだわっていては、「はたらく」ことの本来の問題に切り込んでいないのではないか？

・企業の中で「はたらく」ことができる障がい者は限られている。
　社会は1人で全部できる人を前提としているため、手伝ってもらったとしても、企業が仕事を与えるという体質の中では状況を大きく変えるのは難しいのではないか。

・介助付き就労が障がい者の中の小さい話に収まる懸念もある。
　障がい当事者、社会運動を越えた他のステークホルダーとつながり、社会へのムーブメントにするためにはどうしたらよいか？

こちらについても、今後考えを深めていきたいと思います。