よくある質問

よくある質問

こんな時どうしたら?

私たち一般社団法人わをんは、地域で豊かな生活を送りたい重度障がい者への様々な支援を行っております。

このページでは、当事者の方々が日々抱く、自立生活についてのさまざまな疑問にお答えしていきます。

Q.重度訪問介護ではどのようなサービスが受けられるのですか。

最大で毎日24時間つきっきりの重度訪問介護のヘルパーが利用できます(同時に2人のヘルパーまで)。吸引や胃ろうの介助も受けられます。外出時の介助も自由に利用できます。

Q.重度訪問介護の利用条件を教えてください。

重度訪問介護の利用条件は区分4以上で、両手両足のうち2肢に障がいがあるか重度の知的障がいなどの条件があります。

非定型のケースの多くは区分6以上です。

重度訪問介護の1時間単価は身体介護の4割程度ですので、身体介護のように1時間や2時間といった短い単位での利用は事業所が赤字になってしまうため、利用することが困難です。 基本的には連続8時間勤務のヘルパーが1日3交代で24時間の介護を行うことを前提に制度設計されています。

Q.事業所が近くにないので、困っています。

重度訪問介護を提供する事業所がお近くになくても、介護をしてくれる人を自分で探してみてください。 こちらでご紹介する事業所にその人を登録すれば、重度訪問介護を利用することができます(これを「自薦ヘルパー」方式と呼んでいます)。

Q.自薦ヘルパーの利用を考えていますが、どうやって人を集めたらいいかわからず、困っています。

介助者の募集・面接は、自立時期が決まってから逆算して行います。ただし、その時期というのはあくまで目標の時期であって、例えば、アパート探しが難航すれば、介助初日も当然ずれ込むことになりますから、そういう可能性も状況によっては有り得ることを、面接時には伝えておくことをお勧めします。 具体的にどこで探すかについては、ハローワーク、タウンワークなどが有効ですが、地元の大学に自ら赴いて、大学生をリクルーティングすることもおすすめです。

Q.重度訪問介護を使っていますが、市町村が十分な時間数を支給してくれません。

介護保険にケアマネがいるように、障害者の制度のケアマネジメントは相談支援専門員が行っています。相談支援専門員は障がい者と面談をして、介護に必要な時間数を計算して、市町村に説明をします。必要と判断されれば、24時間近くの介護時間数の支給決定も下ります。ただ、そうやっても、医師の意見書があっても、市町村が時間数の増額を認めない場合、弁護士に依頼して交渉が成立した人もいます。当法人でも、相談を受け付けております。当事者の事情や立場に立った親身な対応を心がけております。また、行政との交渉ノウハウを持った24時間の自立生活をしている先輩当事者をご紹介することもできます。

わをんの3つのプロジェクト

伴走支援相談窓口

「自薦登録ヘルパー制度」、「当事者事業所の起業支援」など、自立した生活を目指す当事者の方々へのさまざまな支援を行っています。

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当事者の語りプロジェクト

介助が必要な重度障がい者の生き方を伝えるウェブマガジンです。自立生活を望む多くの当事者の背中を押すことが社会を変えることにつながると信じています。

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重度訪問介護従業者養成研修事業

重度障がい者の自立生活を支える介助者の育成すべく、重度訪問介護従業者養成研修基礎課程及び追加課程(通信)を実施しています。

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