重度訪問介護従業者養成研修
重度訪問介護従業者養成研修「基礎課程」及び「追加課程(通信)」
一般社団法人わをんでは、重度障がい者の自立生活を支える介助者の育成に取り組んでいます。その取組の一環として、重度訪問介護従業者養成研修基礎課程及び追加課程(通信)を実施しています。
重度訪問介護従業者養成研修「基礎課程」及び「追加課程(通信)」とは?
重度訪問介護従業者研修とは、重度訪問介護の業務を行うにあたって必要となる資格のことを指します。重度訪問介護の対象者は障害支援区分4~6に該当し、障がいが重く手厚いサポートを必要とする人たちです。
重度訪問介護の対象者は身体障がい者の他に、知的障がい者や精神障がい者も含まれます。これらのうち重度訪問介護従業者養成研修の主な対象者は、身体障がい者です。二肢以上に麻痺などが存在し、歩行と移乗、排尿、そして排便の各行為において支援を必要とする人が対象となります。
資格は各都道府県知事が指定する研修を受けることで取得可能です。研修は基礎課程と追加課程の2種類、そして都道府県によっては統合課程を設けているところもあります。基礎課程受講者は障害支援区分4と5の利用者に、そして追加課程受講者は障害支援区分6の利用者へのサービス提供が可能となります。
重度訪問介護従業者養成研修「基礎課程」及び「追加課程(通信)」のご案内
※実習先については、受講者ご自身で確保していただく必要があります。こちらで実習先のご案内は行わないので、ご承知おきください。
◇ 開講日程 研修内容(19日間)
各回19日間 | |
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令和6年 | 1期:5/1(水) – 5/19(日) |
令和7年 | 10期:1/10(金) – 1/28(火) |
研修実施スケジュール例 | |||
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区分 | 日程 | 科目 | 備考 |
通信 | 1日目〜8日目 | 重度の肢体不自由者の地域生活等に関する講義 | 開講日から8日目までに2科目の課題を提出 |
基礎的な介護技術に関する講義 | |||
1日目〜15日目 | 医療的ケアを必要とする重度訪問介護利用者の障害及び支援に関する講義 | 開講日から15日目までに3科目の課題を提出 | |
コミュニケーションの技術に関する講義 | |||
緊急時の対応及び危険防止に関する講義 | |||
レポート提出最終締切日 | 開講日から17日目 | ||
講義 | スクーリング初日(開講日より18日目) | オリエンテーション 8:30 ~9:00 | |
スクーリング初日(開講日より18日目) | 重度の肢体不自由者の地域生活等に関する講義 9:00 ~10:00 | 講師:嶋田拓郎 | |
医療的ケアを必要とする重度訪問介護利用者の障害及び支援に関する講義 10:10 ~11:10 | 講師:斎藤直子 | ||
実習1日目 (開講日より18日目) | 実習オリエンテーション 11:20 ~11:50 | ||
実習 | 実習1日目(開講日より18日目) | 基礎的な介護とコミュニケーションの技術に関する実習 | |
実習2日目(開講日より19日目) | 外出時の介護技術に関する実習 | ||
実習2日目(開講日より19日目) | 重度の肢体不自由者の介護サービス提供現場での実習 |
※スクーリング初日受付時にご本人確認を行います。運転免許証等、顔写真付き身分証明書をご持参下さい。
- ◇ 実施課程及び形式
- 重度訪問介護従業者養成研修 基礎課程及び追加課程(通信形式)
- ◇ 受講資格
- ①16歳以上の者 ②全日程に参加できる者
- ◇ 募集定員
- 10名
- ◇ 開講場所
- オンラインで実施(実習については対面で実施)
- ◇ 受講料
- 一般:2万円(受講料18000円、テキスト代2000円)
- 学生:1万円(受講料8000円、テキスト代2000円)
- ※申し込み先着順。定員に達し次第締め切りとさせて頂きます。
- ※定員に達しない場合は研修を中止させて頂くことがあります。